妻も副業を始めたので、副業の目的を改めて考えてみる。
私も副業をしておりましたが、妻も副業を始めたようです。
週末に、区が運営する児童養護施設で、家庭の事情で学校に行けない子供達や、家に帰れない子供達に対して、英語と算数を生徒に教える仕事です。
もちろん無給です。
改めてここで、私が思う「副業の目的」を、反省を交え、整理したく思いました。
お金がすべての副業になってませんか?
副業と聞くと、「お金の為」というイメージが第一に浮かんできます。
確かに、巷の雑誌、google検索で一番最初に上がってくる副業は、FX/株、アフィリエイト、クラウドソーシング、ブログなどなど「お小遣い」を得る為にするというのが目につきます。
私の過去の記事でも、自身が経験してきた副業とその収益の紹介をしました。
会社に勤めながらできる副業とその稼ぎ - BIアナリストの雑記ワークダイアリー
確かに私自身も、おこずかいが稼げるというのは、正直多ければ多いほど嬉しいことですが、副業をやっている本当の目的はまた別にあります。
私の副業の目的
私の副業をする一番大きい目的は、「自分の市場価値を高める」為と、「働く楽しさを実感する」為でした。
今の時代いつ会社が潰れて明日から無職になるかわからない時代です。
いつまでも同じ会社に縛られながら、同じ仕事だけをしていては、個人しての会社の名前に依存して、染まっていくだけと考えてます。
ましてや自分でビジネスをやろうとしている時には、できるだけ外にも出て、色々な人と交流して新しいことをできるだけ多く学びたく思いました。
今の個人事業でやっている副業はいわば、起業へのアイドル期間のような意図です。
また、普通に上記の事を出来るのは純粋に楽しいです。 働く楽しさというのが実感できる意味もありました。
妻の副業の目的
そんな時に、今回妻が仕事で忙しい中でも、児童養護施設で無給で週末働くと聞いて、激しく気付かされました。
「なんて浅はかなんだ自分は・・・」
「副業の目的全部、自分、自分、自分じゃねえか・・・」
正直恥ずかしいです。
妻が無給で恵まれない人たちのために勉強を教えている時に、自分は自己の成長とおこずかいの為に働いてる。
(もちろん受注いただいてるクライアントさんにはできる限りの価値を提供しようと努力してますが。)
詳しい理由は妻からは聞いてませんが、私が思うに、
学校にも不自由なく恵まれた家庭に生まれた私たちは、学校や社会で学んだ事はを学校へ行けない子供達に返すべきかと思いました。
それが副業の目的ではないかと。
もしかしたら、そういった社会貢献的な仕事のほうが自分が学ぶものも多いかもしれません。
こんな風に色々と偉そうな事言っておいて何もやってない自分がいる中、何も言わずに事後報告してきた妻に本当に頭が上がりません。
私も行動に移します!
つくづく今の妻と結婚できてよかったと思った日曜夜の雑記でした。
おわりに
副業の理由は人それぞれかと思います。
別にお金だけ目的の副業を否定するつもりもありません。
ただ、Googleで「副業」と検索した時に、ほとんど上位がFX/アフィリ/せどり/株などが独占している状態をなんとか変えられないのではないかと思い、また自分の反省も兼ねて、この記事が検索上位になれるよう願って公開致します。
見えない貧困
妻はこの本を読んで今回のような事を思いついたようです。
私も恥ずかしながら、今の日本でもこのような問題があることを全然知りませんでした。
子供の貧困の連鎖。大きな問題です。