Zapier使い方・便利事例|複数のウェブサービスを自動化出来るZapierが超便利!
Zapierという無料サービスをご存知でしょうか?
様々なウェブサービスを繋げて自動化を簡単設定できる、数年前から流行ってきた便利ツールです。
Facebookにツイートして、Twitterにも、あれもこれも同じような事をせずに全部自動化できるツールです。
本エントリーでは、簡単なご紹介から、実際にどのようなことに使えるかなどを、実例込でご紹介させていただきます。
- Zapierとは?
- IFTTTとの比較
- 最大のメリット
- どんなWebサービスが使えるのか?
- 無料会員と有料会員違い
- Zapier使い方:事例を使ってご紹介
- 私が使っているオススメZapのご紹介
- もっと詳しくZapierの使い方を学びたい方へ
- さいごに
Zapierとは?
ウェブ上で完結する様々なメールやSNS、ツールなどを連結させることが出来るWebサービスのです。
公式サイト: Zapier | The easiest way to automate your work
「IFTTT」( Discover IFTTT and Applets - IFTTT )のことをご存知であれば、ほとんど同じようなものです。ただし、Zapierの方がWebサービスに特化しています。
Webサービスの「あれをやったらこれ」という一連の条件下でするアクションを自動化できるものになります。
例えば、「Facebookに投稿したら、同じものをTwitterに投稿する」や「ある人が新しいツイートしたら、Likeする」など、一番コンピューターが得意としていることですね。
IFTTTとの比較
私個人的な意見ではありますが、IFTTTとの違うところは、Zapierの方が連結出来るWebサービスが圧倒的に多いことかと思います。
また、WebサービスもITFFFが位置情報や、IphoneのカメラロールなどのようにWebサービス以外との連結が多めで操作がシンプルなのに対して、 Zapierはどちらかと言うと、Webサービス専門と言った印象です。
また設定出来る方法やアレンジもZapierの方が柔軟に出来ることが多く、様々な便利な事が可能になります。
唯一のデメリットとしては、今だに全部英語のことですかね。しかしとてもUIも直感的なので英語がわからなくて使いやすいかと思います。
最大のメリット
IFTTTになくて、Zapierにある最大のメリットは、ビジネスでよく使うWebサービスも網羅している、という点です。
Slackなどから、有料ですがSalesforceやOUTLOOKやマルケトまで、セキュリティ的にも結構厳しい会社もあるかもしれませんが、様々なツールを導入している企業にとっては、本当に嬉しい機能とコンビネーションが沢山あります。
どんなWebサービスが使えるのか?
無料ですが、実際のどのようなWebサービスが使えるか会員登録するまでわからないので、登録している私がご紹介します。
連結出来るWebサービスは現状下記のとおりになっております。
ココらへんはお決まりですよね。FacebookやTwitterなどのSNSから、Gmail、Evernoteなどのツール。
オレンジのアイコンはZapierに直接コードを書き込んだりかなり自由度高い事が出来ます。
Wordpressも連携してるので、Wordpressでブログやサイトを作っている人は便利でしょう。 IMAPも使えます。
こっから本領発揮です。GitHubにOffice365、なんとマイクロソフト関連のウェブWordやExcel、アウトルックとも連結可能。
MS関連は使えるので、OneDriveももちろん。MySQLは有料ですが超便利。
Google関連のスプレッドシートや、Fromなどは全部抑えてます。
あまり知らないアプリが増えましたが、Feedlyも対応可能。
こちらも有料ですが、AWS!!すごすぎ。。S3からEC2やDynamoDBまで結構網羅してます。
全部ご紹介出来ないほど多くのサービスが見つかります。
その他ChatworkやSlackなどのコミュニケーションツールなど、数えきれないほどのWebサービスを網羅しています。
無料会員と有料会員違い
基本的な機能はほとんど無料で使えますが、回数制限があったり上記のPremiumのサービス連携は無料では出来ません。
無料での連動回数制限(ZapierではZapと呼ばれています)は、月に100回まで。5つのZap(IFTTTではレシピ)を使用出来ます。
もっと回数を増やしたい時や、ビジネスで使用する際は有料版をオススメします。
ちなみに私が働いているでは、ある部署でSlackを使った勤怠管理をしているので、インフラプランです。(確かにもうウェブサービスを通り越してインフラレベル笑)
結構話してみると同じような事をやっている会社が多くて驚きました。何処かで紹介されてたのですかね?
Zapier使い方:事例を使ってご紹介
それでは実際のZapierの使い方を事例を使ってご紹介しましょう。
こちらがログイン後のメイン画面になります。
事例:FacebookにコメントしたらTwitterにもコメントを投げる
わざわざ2つのSNSアカウントを開いて同じことを繰り返さずに時短になります。
まずは真ん中の「What Do You Want to Automate Today?」に2つのアプリを入力しましょう。
すると自動的に「When this happens...」(これをしたら・・・)と、「then do this!」(これをする)をいうボックスが出てきます。
「投稿」したら「ツイート」するなので、ドロップだうんからそちらを選びます。
あとはMake a Zipをクリック!
すると下記のような新しいページが出てくるはずです。
「Use this Zip」から各アプリの承認作業へ移行します。
Connect Accountで連結し、Continue。
ここらは私のアカウントが丸見えになるので、お見せできにくいのですが、基本的には丁寧な解説に従って設定をしていくのみです。
一回連結すると、基本的な情報はすべてドロップダウンで取得できるようになっているので、どんどんクリックを押して進むのみであっという間にZipが完成します!
私が使っているオススメZapのご紹介
色々説明を並べるより、実際にどのように使っているかなども見たほうがイメージし易いかと思うので、下記にカテゴリ別で私の実際に使っている使い方をご紹介します。
SNSサイトの手間処理系
Facebookの投稿をTwitterとLinkedinにも
まあスタンダードです。いちいちいろんなSNSサイトに投稿するのは面倒なので、Facebookに投稿したものは個人のTwitterにもLinkedinにも投稿出来るようになってます。
自分のTwitter投稿がメンションされたら、Slackに通知とメンションして人をTwitterのリストに追加
はてなブックマーク、素晴らしい機能なんですが、コメント頂いた時がわからないです。大体の人はTwitterと連動してるので、はてなブックマークにコメント頂いた時は、そのツイートがリストに追加され、コメントを自分のSlackに飛んで来るようにしています。
生産性向上関連
Slackでつけた家計簿をGoogleスプレッドシートに自動記入
妻とつけてる家計簿は、使った時に使った金額と用途をSlackにコメントすると、その日付と金額、用途をスプレッドシートに自動的に記入していく方法にをとっています。ストレスなくていいですよ。
Slackで勤怠管理(プライベートも)
先程もご紹介しましたが、私の働いてる会社の部署はリモートワークを導入してるので、勤怠管理をSlackとChatworkで管理してます。
朝始業時を終了時間に自分の名前をSlackかChatworkにコメントすると、その社員の勤怠を社内システムに記録できるようになってます。
更に、私の勤怠は更に妻のSlackへも飛ばすようになっており、お互い仕事の終わった時間を連絡し合えるようになっています。
タスク管理関連
Trelloで追加したタスクをGoogle Calendarへ追加
私はTrello( Trello )というタスク管理ツールを使っているのですが、このツールはタスクの進行管理は得意なのですが、スケジュールへ落とすのが不得意です。そこで、常用しているGoogle Calenderへタスクの自動追加することによって、今日/今週何やるべきかなどを可視化しています。
上記の完了したタスクをGoogle Driveとスプレッドシートへ保管
そうやって完了したタスクを見直したり、振り返る時に便利です。Trelloでは消えてしまったタスクはArchiveへ入ってしまうのですが、GoogleDriveとスプレッドシートへ貯めていくことで、過去の振り返りが出来たり、あるタスク完了するまでの時間を計測・分析出来ます。
もっと詳しくZapierの使い方を学びたい方へ
ウェブの世界は動きが激しいので、ウェブはウェブで学ぶのが一番てっとり速いと思います。
私がよくお世話になってるのが、ベネッセが提携する世界最大のオンライン講義サイトUdemyです。
SEOからエクセル、プログラミング、マーケティングまで、幅広い事が学べる講義が多いです。
その中でも下記のZapier使い方講義は本来1万8千円のところ、なんと数千円で受講可能! 基本的な使い方から、そのようにZapierで仕事の生産性を高めるなど、Zapier使いのプロが解説。
Zapier好きなら見ていて損がない動画となっています!
How To Transform Your Business With Zapier Automation
さいごに
アイディア次第では、他にも色々な便利なZapが考えられるかと思います。
自分もやっていませんが、GoogleAnalyticsのデータをスプレッドシートへ取り込んで、Slackなどで日次モニタリングなんかも面白いかも知れません。
ぜひ色々お試しください!!