パラキャリ・サラリーマン|過去の未来の自分へのメモ

本業サラリーマンしながら、副業から始めた事業で起業。過去の自分に向けて、もっと早く知っていたら役に立った事を雑記ブログで気楽に書いていきます。過去の自分と同じく仕事好き・副業から起業したいと考えている人の参考にでもなれば嬉しいです。

【最強おすすめモーニングルーティン】毎朝10分のルーティンで圧倒的な生産性と成功にを手に入れる方法「ミラクルモーニング」

夢をかなえる朝のルーティーン「The Miracle Morning」

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今までいろいろな自己啓発的な習慣方法・ルーティンなどを試して来ましたが、私個人的にはこの「ミラクルモーニング」(The Miracle Morning)方法が一番シンプルで、なにより効果がありました。

 

本エントリーではその概要と、方法、そして私自身の実施した効果をご紹介します。

おすすめモーニングルーティン:「The Miracle Morning」(ミラクルモーニング)とは?

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アメリカの有名の起業家/ビジネスコンサルタント/生産性コンサルタントであるHal Elrodが著書の「The Miracle Morning: The Not-So-Obvious Secret Guaranteed to Transform Your Life Before 8AM」提唱した、一連の朝の習慣・ルーティーンです。

 

具体的な方法は下記でご紹介しますが、彼の過去の経験や、数千人にも及ぶビジネスマン/ウーマンへのコンサルティングの経てその効果と即効性が認められた、いわば成功哲学、自己啓発の朝ルーティーンです。

 

朝の数十分に、ある一連の行動をするだけで、その一日の生産性を最大限に高められ、掲げている目標へ最短で達成できるという、一種の成功方法です。

 

私この本を数年前に読んで、毎日とは言いませんが適度に実行しており、その効果を実感しております。

 

95%の凡人を選ぶか、5%の成功者を選ぶか

Halは本書で世の中の約95%もの人達が、自分たちの置かれる状況に不満をいただきながらも何も行動に起こさず、望んでもいない人生を送っていると主張しております。

 

そして、残りの5%の人々がその逆で、そういった凡人とは違うことをして、自己実現・成功の為に一生懸命努力し、自身の望む人生を手に入れています。

 

下記のミラクルモーニングを実施する前に、下記3つの法則を理解することが大切です。

 

①成功するためには95%の凡人と同じことをやっていては不可能 

5%の限られた成功者となるためには、周りにいる95%の「普通に生きてる」人と同じことや努力をしていては、いつまでたっても成功しません。

 

②凡人の考えは捨てる

凡人の考えとは、(1)過去栄光や失敗にとらわれる。(2)人生の目的がない。(3)「原因」と「結果」の法則を理解していない。(4)自己責任を持たない。(5)自身の影響範囲が狭い(6)自己研磨しない。(7)切迫感がない。などが上げられます。こういった考えはすぐに捨てるべきです。

 

③今すぐ決断して、行動する

明日から、来年からでは遅すぎます。始める期間の問題ではありません。あなたの決断力の問題です。本当に成功したければ、今すぐ腹をくくり、95%の凡人とは違う努力をする覚悟をしなければなりません。

 

そういった意味では、下記のミラクルモーニング(Miracle Morning)は一見、クレイジーに見えます。

 

たとえ知っていた人でも、殆どの人が途中で諦めたり、「私には無理だ。」と実施する人は少ないことでしょう。

 

しかし、それで良いのです。それが、95%の凡人のなのです。残りの5%の人は、周りから何言われようとも、毎日努力し、成功を手にしているです。

  

ミラクルモーニングのやり方(簡易版)

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それでは早速ですが、ミラクルモーニングの実施方法をご紹介します。

 

ミラクルモーニングのルーティンは、しっかりとやって30分〜1時間以上かかるロングバージョンと、6分で終わる簡易版(ショートバージョン)があります。

 

効果的にはもちろん時間をかけてやる方がいいと思いますが、毎日続きやすく、また忙しい朝には6分がちょうどいいので私はこの簡易版をおすすめします。

もしロングバージョンの詳細に踏み込みたい方は、著書の購入をおすすめします。

 

ショートバージョンは1ステップ約1分の全部で6つステップ約6分で構成されています。

 

著者いわく、この順番も大切らしいので、順番も守りましょう。

 

①Silence(サイレンス・沈黙):1分

まずは目覚めてからすぐに、精神を落ち着かせる「瞑想」を一分間行います。

なるべく考え事はせずに、呼吸に意識を集中させ、大きく息を吸い、ゆっくりと吐きます。

 

姿勢は椅子に座っても、あぐらをかいてもどちらでも大丈夫です。

大切なのは、自身が一番リラックスでき、呼吸に意識を集中できる姿勢です。

 

これを1分間行います。

 

②Affirmations(アファーメーション・自己暗示):1分

次の1分では、アファーメーションという「肯定的な断言をする事」「個人的な「誓約」をする事」などの自己暗示を行います。

 

具体的には、「○○に私はなる」という目的や願望を、「○○できる」などポジティブで自信の目的や夢、願望などに肯定的な言葉で断言し、自分自身に言い聞かせる事を行います。

 

具体的な自己暗示としては、下記のような問をしてみるといいでしょう。

  • 私は本当は何を成し遂げたいのか❔
  • なぜそれをしたいのか?
  • 誰に対してそれを実現したいのか?
  • もしそれを成し遂げられたら何が得られるのか?

 

なるべく声を出してやると、意識しやすくおすすめです。

 

また、偉人や自身が尊敬している人の名言などと組み合わせてみるもの自己暗示しやすくなります。

 

③Visualization(ビジュアライゼーション・視覚化):1分

ここでは自信の夢や目的、なりたいものが想像通り叶った時の自分をできるだけ具体的に想像します。

 

何か紙に書いてあるものや、ボードに張ってあるものを眺めながらやるのがいいかと思います。出来るだけに具体的に想像するのがポイントです。

 

よくアスリートがやっているイメージトレーニングのうようなもので、視覚だけでなく、嗅覚、触った・体験した感覚、聴覚なども具体的に想像しましょう。

 

④Scribing(スクライビング・文章化):1分

こちらは今度は想像だけでなく、前記の目的や、想像した夢や達成したことを実際に紙に書きます。

 

パソコンではだめです、紙に実際にペンで書くことが重要のようです。

 

私の場合は、達成したい10の目標などをノートに殴り書いています。

また、日記や手帳を使っている方は、その日のTodo欄や余った余白にそも目標を書くもの良いでしょう。そうすると毎回手帳を見返した時に自分の目的を思い出すことが出来ます。 

 

⑤Reading(リーディング・読書)1分

次の1分は一風変わって、夢や目標などと距離を置いて、できるだけ為になるような本を1分間読みます。

 

自己啓発本でも、新書でも、参考書でも、好きな自伝などでもいいです。小説などの娯楽本は控えましょう。

 

ポイントは、自身の成功の為に必要なインスピレーションやアイディアなどを蓄えるためです。

そういった理由で、個人的には自分が尊敬している人の生き方や、考え方が学べる自伝などを読むことが多いです。

 

やってみるとわかりますが、1分でも結構本はある程度の量読めてしまいます。

 

⑥Exercise(エクササイズ・運動)1分

そして最後の1分は運動です。

朝の運動は、血の巡りを良くして、一日にエネルギーを与えてくれます。

 

また、頭もスッキリするので、すぐに物事に集中することが出来ます。

 

何も高重量の筋トレやフルマラソンを勧めているわけではありません。上記の目的が達成できればいいのでで、簡単な踏み台運動でもいいですし、腕立て伏せ、スクワット、腹筋なんかでも大丈夫です。

 

ミラクルモーニングの効果

さてこのミラクルモーニングですが、実際に私がやってみて様々な効果を実感できました。効果が出るまでの過程については、本文下記で紹介します。

 

最初に今実感している効果をご紹介します。

 

目的が達成できる(=モチベーションを保てる)

これは不思議なもので、毎日、特に起きてすぐの朝に上記のような目的や目標をアファーメーションしたり、想像したり、書き出したりしていると、その日何をやるべきかが明確と見えてきます。

 

一日やるべきことがわかるので、目的がはっきりした状態で一日が始まるので。モチベーションも保つことができました。

 

結論、実際に目標に近づいたかというと、確かに近づいております。自身が掲げた目標は全てではないですが、着実に達成出来てます。まさに「成功」とはこういった事の積み上げなのでしょう。

 

一日の集中力が増す

前記の一日の重要なことが見えることそうなのですが、瞑想やエクササイズもやっており、その一日がすこぶる調子良くなります。

 

集中力が増したり、やる気が続きます。瞑想の効果なのか、エクササイズの効果なのかはわかりませんが、血流も上がり、体がポカポカしてきます。

 

ちなみに私はエクササイズは自重スクワット10回x2〜3セットをしております。

 

因果関係は違いますが、こういった事を毎朝やることを決めているので、二日酔いなどになっている暇などありません。自然と寝る時間も早くなり、お酒の量も減りました。 

 

健康になれる

これはエクササイズの効果や早起きの効果かと思います。

 

意外に1分間のスクワットは足にきます。体の中でも大きな筋肉なので、多くのカロリーを消費しますし、ダイエット効果もありました。お陰で毎日やることで、体も引き締まり、なんとヒップアップもできました笑。

 

継続は力なりです。

 

30日間続ければ全然苦ではなくなる

本書内でも紹介されていますが、毎日朝起きて上記のようなミラクルモーニングをやり続けるのはそう簡単ではありません。

 

辛い事時期もありました。しかし、何故か30日ほど継続すると全然苦ではなくなるのが面白いです。

 

本書で紹介されている難易度の変化は下記の通りで、自身が感じたのも同じような感覚でした。

 

1〜10日目:苦痛の時期

正直ミラクルモーニングをはじめて最初の1週間は「苦痛]でしかありません。

 

Hal曰く、ここが95%の凡人が諦める所らしいです。

 

生活習慣を一気に変えるのには、大量の意思の力が必要です。まさによく自己啓発本などで出て来る「コンフォートゾーンを出ていく時の苦痛」を感じました。

 

11〜20日目:まだ慣れず、楽しいものではない 

苦痛の時期をある程度我慢していると、急にちょっと楽になります。

 

しかしまだまだ楽しいものではなく、やる必要がなければ投げ出してしまいたいほど。

 

ここでは自身を律する精神が必要です。

 

21〜30日目:もう誰にもあなたの成功は止められない

そして、その時期を越えるともう誰にも止められません。

 

完全に体がミラクルモーニングを習慣として記憶し、目覚ましがなくても起きられます。そして、ミラクルモーニングを実施しないと逆に気持ち悪くなるくらいです。

 

ここまでくれば、もうあなたは5%の成功者の道を進んでいることでしょう。

 

どうしても早起き出来ない人へ、5つのオススメ朝ルーティーン

朝の時間を最大限使うミラクルモーニングには、早起きは欠かせません。

 

幸い本書では、早起きできるオススメのルーティーンが4つ紹介されており、どれも効果あるものです。

 

①寝る前に自己暗示

早起きは、寝る前は一番肝心です。

 

寝る前から、明日朝のモチベーションが低ければ、朝のモチベーションはもっと低いので、絶対に起きることは出来ません。

 

寝る前に、必ず「俺は絶対起きてミラクルモーニングをやって、成功するんだ!」と気合と覚悟を決めて寝ましょう。

 

②目覚ましは、より遠くへ追いやる

目覚まし時計は布団の付近にあると、布団の中で押してしまい出ることが難しくなります。

 

最低でも歩いて行かなければ止められない位置に置くことで、強制的に布団から起きる状況を作ってしまいましょう。

 

③起きてすぐ歯磨きをする

朝の歯磨きはキリリトールの効果もあってか、リフレッシュが出来ます。

 

また、朝鏡で自分を見れる機会でもあるので、「このまま二度寝して平凡な人生を送る自分」と、「やりたい事を成し遂げて成功する自分」、どっちの自分になるのか見つめてみましょう。

 

④一杯の水を飲む

コレは色々な早起き本でも提唱されているので、もう説明不要かと思います。

 

水を飲むことでリフレッシュ効果と、内臓にも刺激を与えられます。

 

⑤シャワーを浴びる

最終手段はシャワーです。

 

私はこの方法です。熱いシャワーを浴びれば一発で目が冷めます。そしてシャワーを浴びれば2度寝するほうが難しくなります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか? Hal Elrodのミラクルモーニング(「The Miracle Morning」)。やっていることは簡単ですが、いざ実行すると相当難しいです。しかし、それだけ効果は絶大です。

 

まさに成功する5%しか選ばないイバラの道。

 

また、ここには書ききれない様々ないい効果がありましたが、大きな効果はこんなところです。実際朝の6分だけなのでサクッとでき。特に何かの時間を取られることはないので、金銭的な負担も全くかかりません。

 

私の場合は手帳の記入をリンクさせており、②〜④のステップを手帳でやっております。毎日続けることが肝です。やることは単純ながら、大きな効果が期待できるので、ぜひ試してみてください!

 

もっと詳しく知りたい・学びたい方は本書を一読されることをおすすめします。 

2016年7月1日追記:翻訳本見つける

 

本日ふとAmazonを見ていたらなんと翻訳本が出ていました。

 

「ミラクルモーニング」と言うと言葉は一つもなく、「モーニングメソッド」として言い換えられています。

 

しかし、著者も「ハル・エルロッド」ということで全く同じ人、内容も見るからに同様のものかと思われます。

 

今年の2月に販売されていたらしいが、全然気が付かなかった。なんで「ミラクルモーモング」という言葉を使わないんだろうか?