パラキャリ・サラリーマン|過去の未来の自分へのメモ

本業サラリーマンしながら、副業から始めた事業で起業。過去の自分に向けて、もっと早く知っていたら役に立った事を雑記ブログで気楽に書いていきます。過去の自分と同じく仕事好き・副業から起業したいと考えている人の参考にでもなれば嬉しいです。

なぜ1980年〜1990年代生まれユーザーはネット広告が嫌いなのか?

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本日何気なく海外のビジネス系メディアであるBusiness Insider(Business Insider)に目を通していたら、 面白い無料レポートを発見しました。

“Why Millennials Hate Your Mobile Ads” Presentation (ミレニアム世代がスマホ広告を嫌う理由)

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Business Insiderの会員向けサービスであるBI Intelligenceというサイトが公開しているレポートです。

一応、BIインテリジェンスという役職で仕事をしている傍ら、ブログをやっていて広告も多少なりとも乗っけている自分としては興味があるレポートだったので、早速無料会員登録をしてレポートを入手してみました。

本エントリーではそのレポートのダイジェストをお届けします。

原文はこちら→BI INTELLIGENCE

そもそもミレニアム世代とは

ミレニアムとは下記のような定義が一般的です。

主にアメリカで1980年代から2000年代初頭に生まれた10代、20代の若者の総称。

また広告業界などでは、生まれたときからネットやスマホがある世代でもあるので、SNSなどを抵抗なく使え、デジタルネイティブなどと呼ばれることもあります。

世代の殆どがスマホ(モバイル)がメイン

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これは実感があることかもしれませんが、いざこのように数字を出されると圧倒されますね。

ネットにつなぐ時「PC Only(PCだけ使用)」者はすでに全体の5%しか構成しておらず、「Cross Device(どちらも使う}」は75%。

そしてなんと20%もの人たちがモバイル(スマホ)でしかネットに接続してないとの事。

今やスマホはネットの主流となっております。


ネット接続時間もスマホが主流

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使用率はまだPCを併用している人はいるようですが、使用時間のシャアは圧倒的にスマホとモバイルで全体の70%を構成しています。

今の若者は基本的に一日のネットはほとんどスマホで見ていることになります。


常にモバイルでネットをチェック

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そして何より、モバイルはタッチポイントが多いこと。

上記は何回1日でネットをチェックしましたか?という質問に半分の人たちが数え切れないほど、か51回以上チェックを回答。

事実私も今日何回チェックしたかは覚えてないです。笑

今の世代はスマホでとにかく常にネットに接続されていることがわかります。


ネット広告への意識

さてこっからが本題です。そういった世代は今のネット広告に対してどのような意識を持ってるのでしょうか?


「有料広告なし」より「無料広告あり」

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意外にもそんなデジタルネイティブな世代は、広告を険悪するかと思いきや、もし無料であるならそこまで気にしない結果に。

若い世代のほうが、「有料で広告ない」より、「無料で広告あり」のサービスの方を選ぶ比率が高いです。


しかしブロックします

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と思いきや、若い人はガッツリ広告をブロックする術を知っています笑。

若い人ほど広告ブロックアプリやブラウザを使っているんですね。


広告ブロッグのトレンドはモバイル

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そんな広告ブロックは特にモバイルで活発的に起きてるようです。

若い世代が多くなっているモバイルなので、当たり前といえば当たり前かと。


ではどんな広告ならいいのか?

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この後にも色々レポート内で考察は続きますが、詳しくは是非ともダウンロードしてみてください。

しかし言いたき事は上記のスライド1枚にまとまります。

つまり、「Content(コンテンツ)」と「Context(中身・広告以外価値)」と「Integration(融合)」と「”Oh cool"(かっこいい!)」という要素があれば広告があっても今のミレニアム世代は特に気にしないとのことです。

逆に、中身がなく、広告も全然内容と融合してなく、そしてかっこ悪い広告は最悪のコンテンツ、ただのスパム、となります。

中身と融合は前々から言われてきましたが、”Oh Cool”の要素、つまり広告のかっこよさ、というのは意外に大切かもしれません。


その他:縦ビデオ広告のトレンドなど

レポートにはその他にも、SnapChatがはじめとする「タテ動画広告」の事例やトレンドなどを紹介・分析しています。

確かに、スマホは基本縦で操作しますよね。なぜ今だに動画だけ横で、しかも動画広告も横なのか?

今後の新しいトレンドは縦の動画縦の動画広告(Vertical Videos)かもしれません。


まとめ

デジタルメディアの業界は常に最速で変わり続けるので、いつのまにか以前の常識が通じないことが多いです。

今の仕事でもこういった事は念頭に置いて、こういった簡単なレポートに目を通しておくのは重要かと思っております。

本や教科書に出るころにはすでに過去の事となっていることが多いので、できるだけ情報が新鮮なメルマガやNewsLetterなどで情報収集が大切です。

英語もそこまで難しくないので、興味がある方はぜひ!!

初心者Webマーケティングを学ぶ為には

個人的には上記の理由から、教科書などで学ぶには適してない分野かと思います。

私もマーケティンの学んだ時は、TechAcademyのようなオンライン学習などを活用しました。

プログライミングで有名なTechAcademyですが、意外にもWebマーケの講座もあります。

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