副業コンサルタント一覧|私が出会った週末副業コンサルタント達
前回に引き続き、平日サラリーマンをしながらも、週末に副業として企業にコンサルティングを提供し収入得ている、週末副業コンサルタントについてです。
前回記事:
本エントリーでは、私の周りの週末コンサル業をやられている方々で、実際どのようなコンサルティングを行なっているのかをご紹介します。
「コンサルティング」と聞くと、戦略コンサルなど小難しい事を浮かべてしまいますが、その意味は様々あると思います。副業で行うコンサルは、どちらかと言うと、アドバイザーや、業務委託といった方がしっくりきます。
私が情報交換会や、お仕事を一緒にさせていただいた週末副業コンサルタントのサンプルに限られていますが、ぜひ「これから週末に副業でコンサルティングを行いたいけど、何をやったらいいかわからない。」といった方々の参考になれば幸いです。
副業コンサル検討中の方は必ず目は通しておきたい、「週末コンサル」の教科書。 初歩的な解説から実際に使えるテクニック、事例など満載の書籍です。
私が出会ってきた週末副業コンサルタント達
営業経験を活かした法人アライアンス代行副業コンサルタント
サラリーマンの中で一番多い職業である「営業職」。その経験を週末の副業に活かしている方々多く見ます。
ただの営業代行とは違い、クライントの商品やサービスを他法人へ紹介などして、アライアンス契約を獲得するコンサルタントです。
数社の中小企業やスタートアップの会社では、技術やサービスなど素晴らしいものでも、設立メンバーがエンジニア出身だったりする場合が多いので、営業人材が足りず効率よく営業が出来ていな場合があります。
そこに、企業で経験した営業経験を活かし、第3者的な視点でクライアントの価値を見出し、新しい企業との架け橋になる業務を行っている週末副業サラリーマンがアライアンスコンサルタントです。
私がお会いした中には、完全歩合制で、アライアンスで獲得できた受注額の○○パーセントを報酬としてもらっている方もいました。
特に会社員時代に様々な業界の方との人脈や面識がある方はオススメかもしれません。
士業系業務代行副業コンサルタント
俗に言う、会計士・弁護士・社労士などの資格をもっている方が、本業とは別に週末で複数のクライントの給与計算・会計処理を代行しているパターンも多いです。
給与計算や会計処理などは必要でない会社はほぼ存在しないので、コンスタントに仕事が入ってくるのが魅力のようです。
また、コツはできるだけ今のテクノロジーを活かす事のようで、大手は事務所がなかなか使えない、MoneyFowardやFreeeなどのクラウド会計サービスを使いこなすコンサルタントが人気のようです。
事業開発経験を活かしたビジネス開発副業コンサルタント
本業で商品開発や、事業開発を行っている方は、副業でもクライアントの新商品設計や、新サービスを考える事で報酬を得ている方もいます。
何度も新しいビジネスを作ったり、商品を世に出す経験は、失敗も成功も大変貴重です。どうすれば成功するか、どうしたら失敗するかを経験した方は、これから新商品やサービスを打ち出そうとしている企業にとって大変心強いでしょう。
システム開発副業コンサルタント
私が一応この分類に入るかと思います。
しかし一言でシステム開発と行っても、ピンきりです。
中にはエクセルのVBA・マクロを作り込んで単発業務委託で報酬を得ているコンサルタントの方もいれば、業務理解から問題点の特定、改善出来るシステム設計・開発、実際の業務改善までを担当することもあります。
後者は単発ではありませんが、数ヶ月・中には数年クライアント様と一緒に仕事をしていくので、まるでその会社の従業員のように仲良くなったりするケースも有りました。
人事採用副業コンサルタント
本業で採用コーディネーターなどをやっている方は、この人事採用コンサルタントになっているケースが多いです。
クライアントのニーズを聞き出し、最適な人材を見つけ、紹介し、年収の25~40%を報酬としている業務です。
面白いことに業界は2分化されていて、ほぼ新卒のような学生を大量に紹介するコンサルタントもいれば、企業の役員レベルしか担当しないコンサルタントもいます。
前職やプライベートでの人脈がものをいう仕事なので、コンサルタント自体も元その業界の人だったりするケースが多いです。
研修・人材評価副業コンサルタント
最近この週末副業コンサルが増えてきました。
中小企業やベンチャー企業の経営者にとって、従業員の給与制度仕組みづくりや、モチベーション管理、研修などは常に悩みの種です。
そこへ本業で同様の業務を行っていた人が、そのノウハウを活かしコンサルティングを行っているケースをよく見ます。
やはりそういった方々の本業を聞いてをみると、ある副業OKの人材会社の人だったりますしますね。そういった人事制度で成功している会社なので、その会社名にも価値があるのでしょう。
クライントからしてみれば、週末だけ業務してくれるだけで、成功している企業がどのように人事評価を行っているかを学べるので、結構高い報酬を得ている人も多いです。
SEO・ウェブ・デジタルマーケティング副業コンサルタント
こちら最近良く聞くようになってきました。しかし、やっている人も多いのも事実です。
企業が集客するにおいてSEOやウェブ集客は必須です。主にウェブ検索最適化の請け負うコンサルタントがSEOコンサルタントと名乗っておりました。
ただ、結構知識やノウハウがどこでも手に入るようになってきたのか、あまりこれを専門にしている週末副業コンサルタントはお見受けしません。むしろその知識を前提として、企業のデジタルマーケティング戦略や、企画などより戦略よりのコンサルタントのほうが活躍してるイメージです。
マーケティング副業コンサルタント
最近のトレンドですね!私も自分の業務と相性が良いので一緒にお仕事させて頂く場面が多々あります。
別名グロースハッカーとも言われている方々です。
マーケティングのスペシャリスト的な存在の方々で、クライントのビジネスの課題をいち早く特定し、解決策を見出し、爆発的な成長を提供するコンサルタントです。
その方々の本業や前職は、有名ウェブ関連企業だったり、超大手外資IT会社だったります。
なんだかおしゃれな人も多いです笑
経営・企業副業コンサルタント
肩書が「経営コンサルタント」と謳っている方々は私はあまりお会いしたことはないです。結局こういったコンサルティングは上記のどれかに属す場合が多く、専門性が問われるので、むしろ経営コンサルタントとはそれらを総称している言葉のような気がします。
ただ、時たまいらっしゃいすが、本業が同じ戦略コンサルタントや〜総研系である場合が多いです。実際の業務内容は、多岐に渡り、私が聞いた中では、開業とお手伝いや、新規店舗出店、そして廃業のコンサルをする方もいらっしゃいました。
個人的にお会いしたことはないが、需要はありそうな週末副業コンサルティング業
個人的にあまり聞かず、まだお会いした事はないですが、私が様々な企業様とお仕事をしていて、今需要がありそうな週末副業コンサルタント業がいくつか思いつきます。
需要がありそうなとは、つまり下記のことで悩んでいる経営者の声をよく聞きということです。そして、中でも週末に副業コンサルタントとして価値を提供できる粒度の物も多いので、そういった能力がお持ちの方は是非とも挑戦して見てはいかがでしょうか?
資金調達コンサルタント
特にベンチャー企業での資金調達戦略は死活問題です。
ただ、集めれば良いもんではありません。今後のイグジット戦略なども考えた調達方法をアドバイスし、様々なベンチャーキャピタルと調整し、提案までを助けてくれる週末コンサルタント、経験されている人も少ないので、需要があるような気がします。
オフィスデザインコンサルタント
最近オシャレなオフィスが人気で、様々なイケイケIT企業などが実施していますね。
そういったおしゃれな空間を提供してくれるコンサルタントは重宝されるのではないでしょうか?よりデザイナー的な感性をお持ちの方が良いかと思います。
何よりクライント先の従業員の士気UPの効果もあります。
PR・広報コンサルタント
中小企業やベンチャー会社にはPRや広報担当者がいらっしゃらない場合が多いです。
しかし、会社の顔となる広報は今のビジネスにおいて重要です。様々なWebメディアとの連携や取材など、実際の集客や収益に直結することが多いので、その専門家も必要とされる場面をよく目撃します。
SNS運営・口コミ最適化コンサルタント
コレは結構海外は活発のようです。
現在はSNSや口コミの力は、一日で企業に大打撃を与えかねないものです。
そういったリスクのコントロールや、SNS・口コミ独自のマーケティング方法なども今最も必要とされている能力なのではないでしょうか?
海外進出(インバウンド対応)コンサルタント
数は限られますが、これから海外に進出しようとしている会社、または日本にいる外国人を相手にビジネスを展開したい企業には必要とされます。
独自の海外経験や、語学、外国文化の経験などを活用して対外国人に対してのビジネスアドバイスが流行るかも知れません。
秘書
コンサルタントとは違いますが、個人的には意外に需要あるかと思います。
大きな会社でもない限り秘書はいませんが、実際は中小の会社の社長さんの方が圧倒的に忙しいです。
そんな社長が自身のビジネスに集中できるよう、スケジュールの管理や、会合設定、旅行の手配などを色々やってくれる秘書は結構重宝するような気がします。
また今の時代は特に出社する必要もなく、全て電話とパソコンで出来てしまうところも週末副業には最適かと思います。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回は特に私の周りで、平日サラリーマンをやりながら週末に副業コンサルをやっている方々の紹介した。
世の中にま上記以外にも様々なコンサルティングを提供されている方も多いです。
副業が解禁されてくる今の時代、自分の価値を見出す為にも週末副業コンサル初めて見てはいかがでしょうか?
今では下記の「プロの副業」のように様々なマッチングサイトが充実しており、副業の敷居も比較なっています。
次回は、週末副業コンサルが実際どれくらい稼げているか?報酬の決め方などちょっとシビアやお話をご紹介致します。