「サラリーマンの出世は100%権力者の気分で決まる」を見て納得してしまった。
ふとインスタグラムでFollowしてた有名人の方が、この本を投稿してて買いたくなってしまって買ってしまいました。
Amazonでレビューでは勇気づけられた!という評価もあれば、特に目立った事がなくよくある朝活本と低い評価もありましたが、モチベーションアップの為にでもと思い、Kindleをで購入。
実際は1時間もあれば読めてしまう本ですが、なかなか心に残った言葉が多かった本だったので、そんな1文達をご紹介していきます。
小賢しい朝活テクなどは無視!完全精神論が逆に気持ちいい
朝起きる為に、小さなテクや技術などを紹介している本は山ほどあります。そして、よく成功するためには早起きが必要です、なんて紹介されいる本がほとんどだと思います。本書では多少は紹介されていたものの、そんなことよりこの本で主張したかったことは;
「早起きすれば成功できる」のではななく、「自然に早起きしてしまうほど大好きなことに没頭すれば成功しやすい」のだ
確かに結局早起きの習慣は成功の手段ではなくて、成功するだけ好きな事をしている人の副産物かも知れないと思ってしまいました。自分自身も早起き本は結構好きで、早起きもしてますが、ついつい早起きが目的になってしまって、本来の目的を見失いがちです。
改めてなんだか気持ちい言葉を浴びせられたような気がしました。
やり過ぎ!?いや結構事実だと思います
著者が元損保勤務だけあって、なかなか日系企業のザ・営業的なノウハウは沢山ありました。
誰よりも早く挨拶しろとか、徹夜で飲んでも朝はやく出社しろとか、朝の飛行機や新幹線・喫茶店などでお偉いさんと会えとか色々。
確かに「もう古い」や「上の気に入ってもらうだけの仕事」と思うかもしれませんが、個人的には結構事実なんはないかと思います。
私も、過去に比較的ドライで能力主義な外資系企業にいて、今も日系製造業ですが、どちらの場合でも組織で出生している人はこのような人ばかりでした。(一部の特殊な技能やカリスマ性をのぞいで)。
逆に言えば上記の朝活は誰でも出来ることで、とにかく組織の中で偉くなりたい!という方には一番手っ取り早く方法かもしれません。そしてやらないよりやったほうが得であることも確かです。
所詮私も含めサラリーマンは、企業に雇われている身で、企業の文化になれない人は、いい意味でも悪い意味でもはじき出されてしまいます。
極めつけは;
サラリーマンの出世とは100%決定権者の好き嫌いで決まる
いやホント笑
出生の要因が100%とは言わずとも、少なからず多少は会社の権力者の嗜好で左右されます。そして、その嗜好はある意味100%部下の出生に影響をあたえるのではないかと。そういう意味では100%は事実ではないかと思います。
私の新卒で入社した会社も、「昇進は100%数字で客観的にきまります」とは言ってましたが、結局紹介で入ってきた転職者が高い位についたり、数字が足りなくとも例外的に昇進は全然ありえました。
それが嫌ならその会社をはなられるか、独立するか、自分で会社を起こすしかないかと。
同感する言葉も幾つか
個人的には下記のような考え方大好きです。むしろ結構大賛成です。
いかなる理由があろうと、 遅刻は「やる気がない」ことの証拠
ほんとこれ、遅刻する人ほどやる気がない。「電車遅れた」といって遅刻する人は毎回「電車遅延」で遅れる、遅刻しない人は「電車遅延」はなぜか全くない。同じ電車なのに。
反対にあなたが深夜にメール送信してばかりいると、 ダメ人間の烙印を押され
個人的な経験ですが、自分の周りで深夜にメール送る人は大体仕事できない。
読んだ後に何だがやる気みなぎる本
正直その他朝起きノウハウなど書いて有ることは確かに、他の本にもありそうなことばかりでした。
なにか新しいことを学んだと言うよりは、スラスラ読める文章と、半分叱咤激励されているような文章でなんだかやる気が漲って来た本でした。
最後の方に
そのくらい朝には地球上すべてのエネルギーが満ちている
という一文がありましたが、どんなエネルギーか知りませんが、なんだか私も味わってたくなります。本当に朝早起きを楽しんでいる人にしか言えない一言なのではないでしょうか?