男性も必見|服の定番化で、ものすごく心がスッキリしたお話
すぐ30歳という年齢に近づいていくうちに、今まであまり気にはしてなかったファッションを気にするようになってきました。
男性としても、いつまでも20代前半のような服装をしているわけにもいかず、年相応の「オトナ」のスタイルを目指すも色々と迷走してました。
そんな時に出会った本が地曳いく子さんの”服を買うなら、捨てなさい”という本でした。
たまたま妻が読んで面白いと言っていたので、読み始めたのがきっかけです。
対象読者は明らかに女性向けの本ですが、日々ファッションに悩む女性へ向けた本は、男性にとっても有益な情報の宝庫でした。(今思えばこういった男性のファッション向けの本あまりないですすからね。)
そもそもファッションとは
本書では下記のような文面があります;
所詮ファションは眼の錯覚と思い込みの自己満足
まさにこの通りだなと思いました。
結局何の為に服を着るかというと、他人からのイメージを”錯覚”させる為と、自分がそれを着ていて気持ちよくなれれば良いのではないでしょうか?
流行にあっているとか、値段とか、あまり関係無しに、自分らしさを表現できればそれでよしかと。
自分の定番の服を決める
上記の理由から様々な服を持ったり挑戦したりするのはオススメできません。
服のバリュエーションを増やすのではなくて、自分に似合う服を着回していくのが、結局他人からのイメージもよく、自分も満足出るわけです。
「あの人いつも同じ服を着てるね」と思われても、自分に似合っていて、清潔感があれば、「それが何の問題なのでしょうか?」と言った感じです。
反対に、似合いもしない服をあれこれ来ている人のほうが不憫に見えてきます。
また、個人的な意見ですが色々服の事を考えるのって精神的なパワーを使います。
よく「意志力(Will power)」などとも言われますが、この「選ぶ」という作業はかなりの精神的な負荷をかけるらしく、オバマ元大統領もより重大な選択にパワーを割くため、常に同じ服を着てます。そういえばスティーブジョズも常に同じ服を着ています。
私自身も、この”選ぶ”という行動や時間を無くすため、本書で推奨されている服の定番化には大賛成でした。
靴に一番お金をかける
本書で紹介されているワンシーズンで必要な服の数の目安は;
靴2〜3足
トップス10〜15着
ボトムズ3〜4着
羽織モノ2着
アウター1着
とありますが、あくまでも女性用なので、個人的には下記の数字で行こうかと思います。
- 靴2足/トップス10着/ボトムズ2着/羽織モノ2着/アウター1着
また、靴はその人の人生を決めるということで本書では靴に一番お金をかけて、靴を基準にファッションを考えていく事が推奨されています。
こちらも是非採用していこうかと思います。
やり方としては、本書でも推奨されているように、”買い足し”ではなく”買い変え”することを意識し、バンガーの数を上記の数から増やさないことを意識していきます。
自分に似合う服とは?
それではどんな服を定番化するかですが、本書で紹介されている自分に似合う服を見分ける方法は下記の2点です;
①自分をよく見せる、気分が上がる服
②定番品をアップデートしている
こちらをふまえて、また妻の意見も参考にしながら、これから自分の定番ファッションは下記にしようかと思いました。
靴:革靴1足/スニーカー1足
トップス:無地シャツ(白・黒・紺)/無地Tシャツ(白・紺)/無地ニット(グレー・紺)
羽織モノ:無地パーカー(黒・紺)/ブルゾン(黒・紺)
ボトムズ:細身パンツ(黒・紺)
コート:ハーフコート(紺)
コレだけ!笑
色にすると白と黒と紺とグレーの3色のみ、これから買うのも上記の物だけにすることになしました。
非常にシンプルで種類も少ないです。
今までも色々なスタイルの服に手を出してきましたが、ちょっと自分が気に入らなかったり、着る場所が限られていたものは除外しました。
服を定番化して得た心の余裕
上記の用に服を定番化して、対象でない服は全部捨て、今後買う服も上記以外のものは買わないようにしました。
また、それぞれ買うブランドも自分の体型に一番あったものだけで買うようにしています。
すると驚くほど心がスッキリしました。
まずどんなファッションにしようかと悩む時間はなくなり、服屋で色々試着したり迷ったりする時間もなくなりました。
更に、一番効果があったのは朝に服で悩む時間も労力もなくなった事でした。
毎朝支度がスムーズに終わり、外出したとしても、「自分が似合っているかどうか」などの心配する必要もなくなり、なんとも心に余裕が出てくることが実感しました。
最後に
今回30歳間近にしてファッションについて意識しはじめ、悩んだ結果服の定番化という結論に至りました。
その効果は驚くほど絶大で、心に余裕が出来き、金銭的にも時間的にもさまざまなものが節約されています。
本書は女性向けに書かれた本ですが、ファッションに悩む男性が読んでも他にも様々な有益な情報が得られる本です。